22を超えてゆけ
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ただしアクセスコードが必要であり、そのコードによって読める範囲も決まってくるのだ。中には動機が不純なものには読めないように、象形文字や光の言語で書かれているものも存在し、シールドがかけられている極秘データもあるわけだ。
例えば、意識を保ったまま死ぬ方法などというものは、極秘データに分類されている。なぜそれが極秘かといえば、記憶が途絶えることなく次の生まで持ち越せる、などという不純な動機を持っている奴がいるからだ。
意識を保ったまま死ねば、多くの光を地上に残して逝くことができるという真の意味を理解できるまでは、これは極秘データなのだ。わかったか。
ゼロポイントの図形
現在を中心として、上部の未来光円錐、下部の過去光円錐、そして空間(横軸)、時間(縦軸)を表した図形。円錐はどちらも回転があります。
ゼロポイントとは過去でも未来でもない今という瞬間にある。人は過去にも未来にも生きることができない。そして、今という瞬間は、すべての過去とすべての未来を同時に含んだ、最もパワフルな瞬間である。
本書より転載(180-181p)
宇宙の羅針盤(下)(=第4部)
宇宙の羅針盤についての解説
虚空にはある特定の図形が描かれ、その形に意識をチューニングすれば、図形の共鳴現象を使って特定の時空に瞬時にアクセスできる仕組みになっているという・・・。
それは時間軸だけではなく、空間軸にも対応し、さらに地球上だけではなく、太陽系の各惑星にも、恒星にも、そして銀河にも対応しているのだった。正しく座標軸を設定し、ゼロポイントを保ち図形を入力すれば、この宇宙のどの時間でもどの空間へもアクセスできるという。
羅針盤は高性能の乗り物のようになり、Gに連れられていくつもの別々の時空へと実際にアクセスしていくうちに、これらの図形がタイムトラベラーであれば誰しもが欲しがる極秘のコードと言われているわけが、自分の体験として理解できた。壮大な「宇宙地図」をGは見せてくれたが、たとえ一生かかっても、すべての場所へいかれそうにもないほどたくさんの領域があった。